
GENEBA ジェネバというメーカーは日本人にはあまり知名度はないようだが
スイスのジュネーブにあるメーカー
チボリなどヨーロッパの音響メーカーは、繊細で落ち着きのある
聴きやすい音質が印象的なメーカーが多い
特にクラシックの再現には、BOSEやJBLとは一線を画している
中古で手に入れたツーリングXSは、ブルーツーススピーカーとは思えないほど、重低音から繊細な高音が素晴らしく、気に入ってしまった!

たった左右4センチのスピーカーなのに高音の鋭いアタックから
フェンダーベースの弓弾きまで、圧倒的な表現力で再現する
アルミの削り出しケースに入っているせいなのか、1キロを超える筐体
この重さは、明らかにネオジウムスピーカーを積んでるからだろう
でなければ、高音の繊細で柔らかいオーケストラの響きを再生できない
楽器をやっていた人が聞けば、はっきり聞き分けできるだろう
ツーリングSプラスは、そのスピーカーにFMチューナーを乗せた仕様

周波数や音量レベルが液晶に表示される
因みに音量レベルは100まである
その位ないとクラシックのボリュームと広がりは得られない
デジタルアンプのメーカーでもあるので
そのノウハウは国産のメーカーには、ないものだと思う
そして裏面にあるパッシブラジエーターで60Hzまでの低音を引き出す
高音、中音は4センチのフルレンジが受け持つ
このフルレンジが
左右のバランスと立体感、ステレオ感を引き出している
パッシブラジエーターが奥行き感を引き出して
オーケストラのダイナミック感と美しい透明感を満たしている
だからヨーロッパのDAB放送で培ったチューナーを積んで
最上級のステレオFMを再現する
ただ残念なのは90Mhzまでの対応なので
FM補完放送のラジオ東京、文化放送、ニッポン放送は
入らないのが残念なところ
ただ僕がよく聞く地元八王子のスターFM、FM横浜、インターFM
ジャパンFM、NHK FMは文句なしの感度で入る
眼からウロコの音質で鳴らしてくれる
もちろんBTスピーカーとしても使えるから
一石二鳥!
改めてジェネバの音響技術の凄さを認識させられる!
ただ重すぎるので移動するのに落としそうになるので
使わないショルダーに入れて運ぶようになる(無意識に掴むと
後のパッシブに触ってしまうのが難点)
アンテナは引き出し式
完全に上まで上げれば自由な方向へ調節可能
100ステップまであるボリュームは電源オンを兼ねたアナログ(そうした理由は後でわかるデジタルアンプの調整をしていることが)
ラジオとして人の音声も明瞭に再現するので、ジャスボーカルから演歌、ポップ、ロックまで文句なしの表現力
と言ってキンキンするような音質ではなくソニーの10センチスピーカーが鳴らすような聞きやすい音質なのだから
そのチューニング技術の凄さを聞きたい人は
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だってオーケストラもジャズコンボも正対して聞いていたからだろう
映画にしても演奏会にしても舞台は正面だから