みちくさ

弟は公務員
きっちり計画を立てないと
何事も進まない
人生も旅行も
やってみて
行って見なけりゃわからない
8年前には脳出血で片麻痺の障害者に
周りでは、もうあいつはおしまいだ
逃げ去る人、人生を諦める者
公務員は特に柔軟性に欠ける
臨機応変に対処できず、あたふたしてる
道草人生を歩む者は、すぐに対応し
さらに面白い人生を送っている
兼氏浩子さん

  

32歳で車椅子生活になる
37歳で3人目の子供を出産
子育てに奮闘しながら輝く
これも道草人生さ
できるかできないかでなく
やるかやらないか
それが道草人生の基本
今回の九州の旅
そんな「みちくさ」の旅で
切り取った未紹介の写真をどうぞ!
クリックすれば大きく見える
「みちくさ」の世界!

 
    
  

 
   

 
   
    
    
 
   
  

  
  

  
   
   
  

息遣い

  
  
ローカルの駅

肥後伊倉の駅で待ち合わせ

   

この電車でやって来る!

これも水戸岡さんのデザイン

決してローカルでない

大きく広がるパノラマウィンドウ

   
  

シティーコミューターの合理性と開放感

所々にあるヘッドレスト

 
原色の色使い

他のコミューターには

特急顔負けのシートがある

これが普通料金で乗れる

  
   
  

  
九州の女性は情が熱い

親父がよく言っていた

「嫁にもらうなら、九州の女性を」

この歳で親父の思いがわかるような気がする

   
    
 

  
お別れの時間が

向こうからコミューターがやって来る

また会える日まで

 

九州新幹線からA列車、市電、シティーコミューターまで

水戸岡さんの息遣いが聞こえる

ほらこの木の握りにも   
 
   
    
    
 
   

 
   

   
 
  
   
  
 

それぞれクリックしてみてください!

笑顔が素敵な九州の皆さん

本当にお世話になりました

本土に帰るのが嫌になって来る

人生の連結

水戸岡さんから彼女まで

人間臭く

めっぽう熱い! 

人生の「みちくさ」を知っている

  

セレンディピティその二

もっとレトロ感満載かと思った門司港のレトロ感

   

 

疲れもたまり限界に近ずく

このまま新幹線に乗って帰ろうか


このまま帰るには

心残り

好奇心が足の痛みを和らげる

袋小路のような小道に入る


左側面の壁には


カラフルな子供達の笑いが
声をかけてくれる

   

   

楽しい壁画


自由にのびのびとした壁画
惹きつけられる


今の自分はこの子たちと一緒


身体は不自由でも


気持ちは鳥のように自由に気の向くまま


しばし楽しんでると

   

 

右側にレストラン風の
くつろげるスペースが


入ってみる


おっ!


これはクレープシュゼットのメニューが


ご夫婦でやっているようだ
ちよっと早いせいか

店内は私一人

小倉に来たら

焼きカレーを勧められていた

そのシュゼツトバージョンが!


朝飯をたっぷり食べてきたので

まだお腹が空いていない

まだ11時前

もう少ししてから食べることを

ご主人に伝える


片麻痺で一人でやってきたことを話す


そこから色々話が盛り上がる


夢中で話してるうちに

お腹が空いたので
焼きカレーシュゼットを注文する

  

そば粉に苦労した話しを聞く
ご主人が語る苦労は

私が体験した

すべての悩みと共通する

それでもシュゼットにこだわる

ご主人のシュゼットは

フランスで食べたなつかしい味がする


店内の片隅に

奥さんが仕入れた

フランスの器や雑貨が羨ましい

   

 

そんなに売れないだろうが

きっと思い出と共に

お子さんがいない奥さんは

きっと自分の子供のように

可愛いんだろうな!

ムーミン大好きな奥さん

お皿の向こうで

ムーミンのように微笑んでいる

  

再会を約束して

門司港をあとにする

  

ごちそうさまでした!

この水戸岡さんの電車に乗って小倉へ

  
  
街をつなぐシティーコミューター

木をふんだんに使い

大きな窓ガラスが開放感を演出

どんな田舎でも

このコミューターが市民や旅人を運ぶ

レトロとモダンの融合

ここに水戸岡さんの工業デザイナーとしての

自負が見えてくる

特急よりこちらに乗ることをお勧めする

その話しは次に

おまけ!

お土産はこれ

 
表はカラー

裏はモノクロ

アグファカラーなんて

知る人なんていないだろうな?!

きっと奥さんが蚤の市で手に入れたものに

違いない  

クルクル回すとワンチャンから様々な人達が顔を

覗かせる

そしてムーミンテープ

  
お店の名前は

カフェ うみねこ

  
 

レトロの街

レトロの 街門司港へ

駅に降りて

ホームの佇まいに

ずーっと昔に戻ったよう

   
   

照明から駅舎の骨組に

   
   
古き良き時代が溢れる

  
この水道にも

  
トイレにも

   
 溢れる時の流れに

ボーゼンと立ち尽くす
駅前からトロッコ電車に乗ろうとすると

私が乗っていたミニクーパーに目が行く

   
 その向こうには

水戸岡さんの車両が見える

この阿吽の呼吸

私を待っていた

  
  
ほんの10分足らずのトロッコ電車の旅

門司港の潮の香りときらめき

   
    
    
 トンネルを入ると

あっと驚く仕掛けが!

   
 
こういうチンケな仕掛けには

全く動じない

行先には何もない

直ぐに引き返す

そこからセレンディビティ第二弾が

待っていた

その続きはまた明日

セレンディピティ

旅は1人に限る

熊本駅前から市電に乗って

水前寺公園に向かう

熊本城のような代表的観光地は

大嫌い!

名も知れない人の集まらない所にこそ

思いがけない出会いや偶然が重なる

市電を下りて、方向が判らず

戸惑う私に声をかけてくれた青年

すぐに分かるハンディに気がついた青年は

「こんにちは」と言って声をかけてくれる

行先を告げながら、話しかける。

20代の青年で、右半身が不自由な事がすぐわかる

私の障害も正直に話す

「どちらへ?」

図書館へ本を返却に来た途中

トートバックに一杯の本を抱えている

ズッシリと重そうだった

こんな杖代わりのキャリーバッグを

見せて「コレだったら楽に運べるよ」

天草からやって来た青年は

隠さず右半身麻痺になった事故の話を

してくれる

20歳の時にバイク事故で

左脳の脳挫傷で7年の歳月が

明るく話す青年の苦悩が見えてくる

私と同じくらいの

歳月を乗り越えて

あらたな生き甲斐と希望をはなしてくれる

どんな思いでここまでやってきたか

直ぐに感じる胸の内

その目は爽やかに輝いて

わたしの涙腺に響く

若いのにわたし以上に

今を生きる気力と達観に

目頭が熱くなる

  
力の無い右手から感じる

優しさと力強さ

お互いに手を握りながら

エールを送る

やっぱりココへ来て正解だ

青年から生きる希望と安らぎを

胸一杯に頂く

「ありがとう!!!

また会おうね!」

足が軽くなり

水前寺公園に向かう

旅は1人に限る

セレンディビティを感じる感性が

研ぎ澄まされるから

青年のなんとも言えない笑顔が

  
明日への原動力に!
セレンディピティ(serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。