日本新記録9.95は風任せ

ひたすら練習を積み、競技に出て、風に乗れば
10.1
10.0の記録があれば(この日の予選で10.01を出している桐生選手
全日本にこの状態で望めば10秒の壁を越えることはできると
確信して決勝を棄権している)
10秒の壁は破れるように感じる(理論的に出ると言われてる)
この壁を乗り越えるためには
故障、身体の好不調の波を掴み
精神的な壁を乗り越える
山形選手の9.95秒と
2位の多田選手との10.01秒の差はこんなもの
風に乗れるか
多田選手より山形選手の方が背中の面積は大きい
帆船のように風に乗せることができた山形選手
向かい風が吹いた時
サニブラウン選手や小池選手やケンブリッチ選手が勝つような気がする。
追い風が僅かな時は桐生選手かサニブラウン選手、山形選手
目まぐるしく順位は風によって変わるだろう
横一線の100メートル
山形選手が言うように
「100メートルは裏切らない10秒の壁を感じながら最後まで愛を貫いた」
この競技を愛し続けて、愛の深さが問われる
全日本陸上が楽しみ

心の支えを持ち続けた山県亮太選手
地元の競技会では、声援を送ってくれる人が多いので
地方の大会にもできるだけ多く出たことが10秒の壁(心理的壁)
を乗り越えさせてくれたのだろう

ケンブリッチアスカ選手の不調も気になる
サニブラウン選手の動向も気になる
桐生選手を入れて6人の中で
全日本選手権で3位以内に入らないと
記録を出しても代表になれない
熾烈な争いになる
4番目はリレー要員になることは可能だが
絶対ではない。