意識失った状態で、集中治療室に入った巨泉さん

テレビで巨泉さんが「終末期医療は関係ない」との発言が気にかかって

週刊現代に掲載された「今週の遺言」の最終回の経緯を照らし合わせて

  
自分に降りかかるであろう延命治療のあり方を再考させてもらう

巨泉さんの強い覚悟は、「最後までガンと闘う」だった

愛川欽也さんのお別れの会でも、欣也さんとの約束だという事を聞く

最後まで戦う事が、本人にどんなに辛いか

私は友人の肺がん末期で大学病院入院した友人を通して知る

私が病室に入った瞬間、死臭に近い匂いがする

まだ意識はある

呼吸器をつけ苦しそうな友人を見て

涙をこらえるのがやっと、友人との思い出に写真集を

持参していたので

見えるのかわからないけれど

目の前にかざして思い出を話す

布団の上から足をさする

反対の足は、すでに腐敗している

その匂いだったのだ!

話しかける間も

苦しそうな呼吸の中で、何かを言っているように聞こえる

それが私には、殺してくれというような風に

大学病院は、ケアー病棟でない限り

CURE (病気を治す)だけなのだ!

特に大学病院となると融通性はまるでない

病院の責任回避の為

規則にがんじがらめにされている

尊厳死からは程遠い位置にある

彼の奥さんもガンで亡くなっている

だからこそ、延命治療をどうするかは

他人事でなく

事前指示書を書いておくべきだろう

それがないため地獄の苦しみの中で

死を迎えなければならない

手術をした人なら経験するであろう

麻酔の効果

麻酔から覚めて強烈な痛みに襲われるが

麻酔中に死ねたらどんなに楽だろうと

それほど緩和ケアーの大切さを今でも感じている

巨泉さんは最後まで戦うといった事で、弟さんと奥さんとの間に

誤解や齟齬が生じる

事前指示書があれば、いきなりのモルヒネ投与で意識を失うこともなかったであろう!

緩和ケアーでの薬の投与は

実に巧みに本人の意識を管理して

終末期を上手に過ごさせてくれる

巨泉さんが私の友人の末期を見ていれば

最後まで戦う事がどんなことか、家族が

それによって、どんなに苦しむかわかるはず

今の状態では、尊厳死を迎える事はできない。

弟さんも奥さんも苦悩の日々を送っていることだろう

どんなに屈強な人でも

ガンには勝てない

共存しながら、やり残したことをやり遂げ

お世話になった人たちに

感謝を伝えながら死んでいきたいものである。

東札幌病院の緩和ケアーに自ら指定して入院した

息子がお世話になったミヨちゃんを思い出す

60代で自分のガンを知り、介護の仕事で知った様々な尊厳死

さすがに緩和ケアー病院

彼女の希望や、やり残したことと向き合い

やり遂げたことを見てから

一週間後に安らかに天国へ登って行った

意識のある最後に妹さんから電話が入る

「まだ聞こえますから、本人と話してください」

思い出話をしながら、今までの感謝を述べ、

一緒に遊んでくれた息子がドラマの撮影(GTO)で来れないこと

たくましく育っていること
息子の手紙を読んでくれたかどうか、いっぱいいっぱい話せたのでした

電話口の向こうでウンウンと聞こえる

私は溢れ出る涙で、言葉に詰まって話せなくなってしまったけれど

その時のお別れの言葉は今でも私の支えになっている

勇気あるミヨちゃんは、私に多くのものを教えてくれる

尊厳死の大切さを巨泉さんや友人の死を通して

  

今一度考えたい

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