石巻市は、昨日の記者会見で

84人の犠牲者を出した大川小学校の校舎ごとの保存を発表しました。

   
   
解体か保存かは、ほぼ半々に分かれていた。

保存が決まって2つの疑問が浮かぶ

1.全体を残すと、予算が膨れ上がること

国の交付金が出るのか?

解体を望む人たちにとって

それだけ悲しみが増幅するのではないかということ

国の交付金は一自治体に一箇所に対して出ることがわかる

ところが、石巻市にはもう1つ

門脇小学校があることを知る

ここは津波だけでなく火災による犠牲者が出たところでもある

  
あちらを立てればこちらが立たないというジレンマ

残す目的は、2つある

校舎を防災教育の場として

犠牲者を悼む鎮魂の場として

門脇小は三階建てで費用がかかるので

国の交付金を門脇小に使うという

とすると予算が限られてくる

どのように残すかは

市民との話し合いでで決めていくようだ

 以前のブログで提案したように

全校舎残すためには、防振構造にしないといけないので

予算が膨れ上がる

津波にも耐えた校章が残るこの部分を鎮魂の場として

残せばどうであろうか

校舎部分は遺族にとって悲しみの場に成ってしまうので

避けたいところ

校舎の思い出の品は

この部分を祈りの場として

思い出の品を壁に埋め込んでいけたらと言う提案をしてみた!

全校舎を残すより費用は少なくて済むし

その方がより鎮魂の場としての象徴性が高まるのではないだろうか?

この部分の屋上にも祈りの場を設けてみたらどうだろうか?

石巻市を見渡しながら

防災の意識を高めてもらいたいと思う

校舎全体は門脇小学校に任せ

大川小学校は校舎全部でなく一部にして

公園として四季の花が楽しめる場所にすることを提案したい

  
 

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