ある試合にて
3回何とか切り抜けて交代
ダッグアウトで待っていた大谷
励まそうとハイタッチするも
顔は死んでいた!
23歳 188センチ
一回鈴木誠也をバッターに迎え
162キロの豪速球を掛け声と共に
その球を見て期待と不安が頭をよぎる
確かに球は早い
しかーしコントロールが
案の定ファーボールの連発!
大リーグで生き残るには
制球力だ!
前田にしてもダルビッシュにしても
速球だけでは生き残れない
どこへ落ちるかわからないフォーク
球はいつも自分の描いた弾道を外れる
これではローテーションに入れられない
ピッチクロックにも対応できていない!
ダイナミックなフォームは盗塁に好都合!
分かってるんだろうな!
ピッチを去る時に迎えてくれた大谷の笑顔が曇るのが分かった
鈴木誠也にしても佐々木朗希にしても
なんて暗いんだ!
余裕がなさすぎる
ベンチではいつも般若の仮面
2人ともマイナー行きは近い!?
一勝を上げれば
一発ホームラン出れば
変わるだろうと期待したい
根暗じゃないよね?
降ったり晴れたりだよ人生は
しかしアメリカという大陸は
根暗は生きられない
己れを開放しないと
周りはついてこない