
大学の研究室時代(中大法科中桜会研究室時代)
知る権利がなぜ言論の自由の中核を成しているのか
なかなか理解できないでいた!
まして一般の人が理解するのは難しいと思うので
昨日のフジテレビの会見が10時間以上に渡ってYouTubeで放送され、全部見た人は少ないだろうが、私はサイトを変えながら(何故なら個人のプライバシーに関わるところは、音声を下げられて聞き取れないところがあった!
ネットは数分遅れにして検閲(事前抑制)できてしまうからだ
憲法は検閲を禁止している!これを事前抑制の禁止と解釈している!だから公共の福祉のため事後抑制ならばできる最高裁判例なっている!だから音声を絞って対応したのだろう!私は別のサイトに行って聞き逃すまいとする!
その本質が知る権利の中核を成している
現代社会はスマホやコンピューターの発達により私達の知る権利の武器は増えている!しかしそれは送り手が情報を発信しなければ形骸化してしまう!フジテレビという情報機関が真実を隠してしまうと私達は実体を知らずに過ごしてしまう!
そういう意味では10時間以上の時間をかけて、深夜にはCMを入れずに実況したことは評価できるが、仕切っているのは謝罪会見のプロ会社だ!巧妙に核心に入ろうとすると時間制限などで
次の質問に移らせて、紛糾することを避けるテクニックを駆使できるプロ集団が仕切っている!日本の記者は大人しい!一回だけ紛糾する場面が
ある質問が中居氏の件が同意があったかないかそこから始めなければ何時間やっても元に戻るだけだというところで紛糾!
全くその通りです!基本的な姿勢は表向きの姿勢と裏の姿勢はかなり幽離しているのが実態だ!そこをつくのがマスコミの技術だがそれを持っている関係者は450人以上集まった中で2.3人だった様な気がする!知る権利の重さを知っている記者は一体何人いるのだろうか?
送り手と受け手の相関関係が構築されなければ、実質的言論の自由は確保できない!
ましてプライバシー保護による制約が入ってくるので
余計知る権利は絵に描いた餅に成りかねない!
そこで性犯罪者の姓名住所まで公表する様になったアメリカ社会
性犯罪者は傾向犯と言われ、繰り返されるので氏名住所が公表される様になった!日本も確かそうなって来ているはず
刑法改正により不同意性交罪に改正され非親告罪に変わり
(父の弁護士事務所でも働いていたので輪姦は非親告罪だったが
それでも和解に持ち込んだ父の経験は加害者の妻を説得し被害者が公開の法廷で性交の詳しい事実を証言しなければならない事を説得して和解に持ち込んだ!この和解があり、親告しなければ公権力は動けないからだ!その親告罪で無くなった事により中居氏は引退に追い込まれた!)
構成要件が変更され、不同意性交罪を知る人は少ないだろう!
(暴行脅迫がなくとも薬物や欺罔、肛門性交などでも成立する)
夫婦間でも適用された判例が出ている!まして女性検察官が飲み会で酔わされて上司である検事正に無理矢理性交された事を
知っている人はどれだけいるのだろうか
厳しい上下関係がある組織の中で恐怖を乗り越え女性として
検事として訴えてやらなければ女性の人権を守れない事に目覚め
勇気を出して告発し、有罪を勝ち取った判例を知る人は少ないだろう!(ジャニーズ問題もイギリスのBBC放送が取り上げなければここまで来れなかった)
第三者委員会の調査も限界がある!問題は被害アナウサーがどれだけ人権感覚に目覚めるかにかかっているかの様に思う
長年の接待サービスの実態を告発しなければこの問題は
忠告だけで終わってしまうからだ!第三者委員会しかり!
知る権利が民主主義の根幹であることに気づかなければ!!!
PS
トランプ大統領はケネディ暗殺のまだ発表されていない部分の公文書の開示命令にサインしたのを知っているだろうか!
CIAが背後でケネディ暗殺に関わっている事はほぼ公知の事実になっているが、それがキューバ進行に当たってものなのか
ベトナム参戦との関係なのか明らかにされている!
後者についてはほとんどの人がどの様な経緯なのか知らないだろう!もうすぐです!知る権利を行使すれば公文書をコピーできる様になる
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