直秀ロスが止まらない!

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いつも生放送を見た後に録画を観ているのに第9回だけは、とても振り返ることが辛い!直秀の死!光る君への核心とも言える直秀の死は、まひろと道長の生き方に大きな影響を与えたのは、間違いないとはいえ、庶民と貴族社会の壁を浮き上がらせた大石静さんの脚本とは言え、死刑制度がなかった時代に罪を軽くして欲しいと道長が渡した袖の下が思わぬ方向へ向かってしまう!鞭打ちを覚悟していた一座の直秀の仲間達は、無惨にも鳥辺野で殺されてしまうと言う結末!

流刑にされるなら、直秀が海の向こうで、自由になれたかもしれない希望が無惨にも断たれてしまう!そして風葬地の鳥辺野で直秀の亡骸に対面してしまうまひろと道長!なんと言う理不尽な!直秀の手にはしっかり鳥辺野の土が握られている!道長は自分の浅はかさを嘆き慟哭するシーンがいつまでも脳裏に残りとても録画を見直すことすらできない自分がいる!

慟哭する道長をしっかり抱きしめるまひろ!道長は直秀の手に握られた土を払い、センスを握らせて埋葬する!2人は直秀の一座の屍を埋葬する!自分の手で泥だらけになりながら!

大石静さんは、貴族と庶民の格差を象徴する場面を通して、これから2人が向かう方向の分岐点を象徴したに違いない!格差のない社会にするためには自分達がやらねばならないのだと!!!まひろは直秀から海の向こうに一緒に行こうとの誘いに乗りたかった!その気持ちを大切にしたい!この流れに乗って、一条天皇が即位する方向には道長の目指す道が開かれてゆく!

一条天皇(塩野瑛久)と共にまひろは一条天皇のもとで源氏物語を書き始める契機になってくるに違いない!なんと言うダイナミックな展開なんだろう!

素晴らしい大石静さんの脚本に畏敬の念を込めてブラボー!を

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