長髪の球児が優勝する時!

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長髪の球児が優勝する時!

いつかこの時が来ることを待った

坊主頭と野球

この時が崩れることを何年待っただろう!

運動部のしごきを見てきたものにとって

やっとやっとこの時がやって来た!

伝統という名の下に

運動部の古臭い伝統が

新しいものに蓋をする

そこからは何も新しいものは生まれない

選手の自主性が損なわれる

自分はいつも伝統は自分たちで作るものだ!

その信念は今も変わらずに自分の人生に活かされている

だから慶応高校の優勝は願ってもないものであり

時間がかかったな!

もっと早く気がついて欲しかった

見よ!優勝の瞬間飛び出す球児たちの髪の毛を

大学リーグ都勘違いする人がいるに違いない!

中学校で野球部に入った息子は

三年になった時、髪の毛を伸ばし卒業前の記念に

1日だけの金髪に染めて記念写真を三年生野球部員の有志が公園に集まり記念写真を撮ったのだ!

ささやかな抵抗

微笑ましい光景だった!

通りかかった人も輪に加わりパチリと!

監督への不信が募り三年生全員が野球部を退部

その記念写真を

翌日は髪の毛を黒く染めて

何事もなかったように通学する

私はささやかな反抗を見ながら

頷いている自分がいた!

大麻や覚醒剤に手を出した

アメフトの大学生の情けないこと

伝統という名の下に隠れ、自分に溺れる大学生

情けない 

体罰やしごきを正当化して来た

悪しき伝統

自分で考える野球がやっと実現される瞬間を見て

遅かったけれど

この喜びを深ーく噛み締められる高校生が

この世に生まれた!

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