
メルボルンの夕日はfantastic
確かこの後
クビトバの反撃が始まる
3つのチャンピオンシップを目の前に
追いつかれ追い越される
クビトバのメンタルの強さに
「勝負は下駄を履くまでわからない」
その通りに
泣き崩れるなおみ

1セット目を取った時には
58連勝中だったので
圧倒的に有利になったと思ったのに
3セットに入り
なおみから声が出なくなる
とうとう昔の彼女に戻ってしまったか
不安が横切り
テレビから目を離すようになり
チラチラ見るだけになってしまう
ブレークが先行してるのを確認して
指の間から試合を見る
左利きのサービスは、なおみのバック側で届かない方へそれる
繰り返すうちに
なおみが対応して行く
ダウンザラインにレシーブエースが決まる
クビトバの気迫は徐々に弱くなる
1セットも奪われずにここまで来たクビトバ
気力だけでは補ず
ミスが多くなる
なおみは若い
脚力の衰えを感じさせず
トレーニングの効果が素晴らしい!
恵まれた体力と素質に磨きをかけたのはこの人

ウィリアムズのコーチが付いたからだ!(どういうトレーニングをしたのか
聞き出そうとするが、そんなことを答えるわけがない
色々聞き出そうとするマスコミの愚かさには毎度呆れる
そういう情報が相手に渡って研究されてしまう!
ほどほどにしてくれ!オリンピックに勝てなくなるぞ!)
優勝スピーチのなおみ節に癒される
「特に信じられないような利き手クビの怪我から立ち直って
決勝で戦えたことを光栄に思う」とスピーチした時
クビトバの目には美しい涙が
人生の危機を乗り越えた人は
美しく輝く
このメルボルンの夕日のように

Fantastic なおみ!