
楽しみだった親子丼
「なんで親と子が一緒でなければいけないんだヨー」
「あのクソ女のつけた名前なんかと一生付き合ってられっかよ!」
さくらさんに突きつけられた子供達の叫び
いきなり義理の父親の性的虐待から始まる
想像を絶する虐待から
逃げて来た子供達にとって
親と子が一緒にさせること自体が
「ありえねー」
案の定通じ合えたかに見えた親子でも
雨の中を逃げ出してくる子供
再び親の虐待が繰り返される
さすがに心が折れるさくらさん
夕食と朝食だけの約束で入ったさくらさん
すさんだ子供達に手を差し伸べるが
どうして良いか
心が折れかかる
その苦悩と悲しみの中に
私はいつの間にか
「さくらさん!
お願いします
立ち上がって
私もそこに行きますよ!」
そう叫んでいた
絶望のどん底から
シェルターを離れたさくらさん
さくらさんの気持ち
子供達の気持ち
その板挟みの中で
シェルターの役割を
改めて見直す
台所にある包丁の管理
子供達の部屋の鍵
2ヶ月間という短期間の隔離
外に全く出られないわけではない
同伴者がいれば自由に外出できる
私の経験でも
子は親戚の家に預かってもらい
約1週間引き離すことにより
親子は冷静になり
話し合いできる気持ちが出てくる
2件とも元の鞘に収まる
問題は間に入ってくれる存在がとっさに浮かばない
大方は児童相談所だが
アメリカのように
強制力がない日本では
親は逮捕されにくいし
子供を強制的に守ることができない状況では
シェルターのような存在が
重要になってくるだろう
つい最近あった6人殺害事件も
近くにナタがあったこと
隔離できる強制力がどこにもなかったことで
起きてしまった悲劇
夫婦の間でのDVの延長線上にあった一家殺害
さくらさんがもう一度立ち上がって
自分の息子が殺されたという悲劇を乗り越えようとする力を
子供達に向けてくれることを祈りながら
次回の二杯目に期待したい

泣きながら親子丼を頬張る香くん

ここにほのかな光が見えてくる
さくらさん戻ってきて!
追記
親子丼レシピ
ほとんど自己流で作ってるが
私の親子丼には必ず海苔を敷き詰め、半熟気味で盛り付ける
卵は野口鶏卵から青森産の卵2ケースが常時入ってるので
卵には困らない
鶏肉がないときは、卵丼になってでも作る
それほど卵がうまい
ドラマ開始時の記者会見で
思い出の食事に
塩野曰く
「あんずジャムを隠し味にしたカレーがうまい」との記事に
嬉しくなった!
これは私のカレーの隠し味だから お母さんは入れない!笑
鶏もも肉 50g
玉ねぎ 1/4個
卵 2個
ご飯 丼1杯分
豆苗 適量
(A)
カツオだし 75cc
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1/2
酒 大さじ1/2
砂糖 小さじ1