
手記に書かれた人達が
少なくとも
親の虐待から避難できていれば
そう思わずにはいられない
私自身の経験では
2度ほど親子の間に入って
子供を一時的におばあちゃんの家に避難させたことがある
一人はアルバイトで働いていた子のお母さんが
髪の毛を引っ張って
路上にひっぱり出して
大声で叩いたりするという高校生の親との間に入り
一次的に避難させたことがある
もう一人は隣の子が
お母さんから締め出されて
かなり激しい怒りをぶつけていたことで
家に入れずにいたので
やはりおばあちゃんの家に避難させた時
いずれの親も
教育熱心で
思春期の娘の行動に腹を立てた末の行動
たまたま近くに避難できたから
怒りが収まる頃を見計らって
話し合いをさせて収まる
親子や家族だけだと
もろに感情をぶつけ合い
いく末は
昨日の事件のように
仲裁に入った人間までも刺し殺してしまうほど
人間の性は怖いものがある
いわゆる切れてしまう
おそらく昨日の事件は
夫婦喧嘩から両親や子供までやってしまうほど
人間は獣以下になってしまう
ノーベル賞作家
「ソロモンの指輪」を書いた作者は
動物の方が
限度をわきまえ
それ以上やっては行けないところで引き下がる
むき出した牙を引っ込めるという
人間はその限界を超えて
母親の首まで切り落として
自分は橋の上から身を投げ出す
だったら最初から自殺してくれれば
犠牲者がこんなにも出なくて済むのに
と思うが
愛すればこその
その深さゆえ
その反動も大きい
果ては
国と国との殺し合いまで発展させてしまう
悲しい性を持っている人間
インテリと言われる人間にも多いのが怖い
そんな豹変ぶりを2度ほど経験して
今ここに命がある
私も少女も生きている
シェルターの存在があれば
そこに避難させていたと思う
シェルターの存在を1人でも多くの人に知ってもらいたい
このドラマに隠された親子の絆に気がついて欲しい
いよいよ今週土曜日配信開始

