悪性の乳癌と宣告された日の事は
ある程度予感はしていても、今にも砕けそうになっていたに違いない
小林麻央さんのブログで、
今日初めて
その日の出来事が語られている
フラッシュバックを恐れずに
今の心境を語れる勇気
肺と骨に転移があることまで受け入れている
心の足跡を
素直にありのままに表現されている
末期がんであることを心の底から受け入れている
尊敬を通り越して
畏敬の念を持って読ませていただいている
もっと驚いているのは
同時進行の患者さんたちの生の声が
隠さず(読者登録したのみに限定している方も多いのに)
載っている
麻央さんの覚悟が伝わり
お気の毒にと思っていた人たちが
自分のことのように
乳癌検診に向かい
乳癌が発見された人
初期で済んだ人
治療の手立てがなくなっている人
様々な人達の暖かな応援に
支え支えられてる
突然読んでも
生きる歓びと
家族の愛が綴られている文面から
麻央さんがここまで追い込まれていることを
感じる事はできないであろう
それは毎日ブログを読みながら
行間を自分の感性で
埋めて行く作業ができる人が感じられる
麻央さんの病状であり、心模様なんだろうと思う
少しでも麻央さんに近づける人は
きっと同じ病気にかかり
癌の宣告を受けた人
死に直面した人達なんだろうと思う
それでもわかろうと言う人たちが
こんなにもたくさんいる
コメントを読みながら
心揺さぶられる
何千という人達全部は読めなくとも
もっともっと追い詰められている人たちが
坦々と麻央さんへ愛を寄せている
その気持ちに深い感動の波が押し寄せる
人生って、なんて美しんだろう
この地球上で
たった一つのかけがえのない命
たったひとつでも永遠に輝き続ける
命の輝きが寄せられる毎日
ありがとう
只々感謝の気持ちが溢れ
全てが宇宙に溶け込んでいくようだ
