ドーピングに揺れる五輪
五輪を国威発揚の場にする体質のロシア
多かれ少なかれどんな国にもその傾向があるが
全体主義国家には、それが強く現れる(今のロシアは全体主義ではないが)
オリンピックを個人参加にしようとする動きは
何処かへ飛んで行ってしまったのだろうか?
個人参加にすれば、ドーピングはなくなるのだろうか?
私は限界に挑戦しようとする人間の欲望がある限り
無くならないような気がする
それでも、ドーピングをしてまでメダルを取っても、オリンピックの精神を踏みにじることであることを
浸透させることの方が先なのかもしれない
そのためには、陸上ばかりでなく、種目を問わず、ロシアの選手の参加をストップさせなければ
国が組織的に加わることを阻止できないであろう!
棒高跳びのイシンバエバ選手が
「私たちの参加しない偽物のオリンピックで勝つことにどれだけの価値があるのか」
というような意味の発言をしているのを聞いて
そのまま返してあげたい気持ちになる
ドーピングに気がつかずにメダルを取ってどれだけの価値ががあるのか?
ネズミの穴から自分の尿と交換していたのは選手自身ではないのだろうか?
コーチが計画的にやっていて、選手は知らないでは済まされない
それ程ロシアの選手には、問題意識が少ない
今の中国は知らないが、急に陸上で活躍する中国選手が代頭した時にも言われたことがある
オリンピックは国威発揚の場であってはならない
個人の努力が報われる場であって欲しい
私は、パラオリンピックこそそういう場にふさわしいと思う!
リオ五輪まで後13日
勝っても負けても、己の肉体をいじめ抜いて闘かう選手は美しい
その姿を見て、精一杯の拍手を送る
それこそ選手にとって本物のメダルであることを心に刻んで欲しい