おもいだしておーくれ!
気まぐれガラスさん
私を泣かすな
白いかもめよ!
トットてれび最終回
森繁久彌さんの回
徹子の部屋で
森繁久彌の魅力を引き出そうと
周到な準備をしていた徹子さん
そんな彼女のやり方が嫌いな森繁さん
自由奔放に生きて来た森繁さんにとって、そんなクソ真面目な徹子さんに逆らって、彼女を変えたくて仕方なかったのかも
「一回やらせて」
会う度にコッソリ話しかけ
彼女の表情を伺う森繁さん
表情一つで彼女の女としての
魅力をもっと自覚させようとしたのだろうか?
私から見て、黒柳さんに女としての魅力を感じたことがなかった。
フェロモンを感じないのである
32年もの間、様々な女性を見て来て
女としてのフェロモンを出している女性は
結婚も早いし
程なくベビーを連れてやってくる
高校時代からフェロモンを強烈に感じた女性が、北海道の大学を卒業して
彼氏を連れてやってくる
彼氏はお店の常連さん
「結婚しました」
はや!
なんと彼女を追って
北海道まで追いかけて行ったそうだ
男をそこまでさせるフェロモン
きっと森繁さんは
そんなフェロモンが大切なんだよ
この世界では
だからこそ
「1回どう?」
この言葉の意味を
最後までわからず
タクシーで迎えに来た時
半分はその気で
手を握りながら
軽くいなし
「また今度」
そういなす事がやっと出来るまでになった
トットちゃん!
それが最後の森繁さんだった
私を泣かすな!
白いかもめよ!
徹子の部屋で
非協力的な森繁さんが歌った
知床旅情とともに
大学在学中
友人とともに旅行した知床岬
そこで知り合った大阪の女性を思い出す
飲んで騒いで
丘に登れば
遥かクナシリに白夜は明ける
たどたどしく歌う
知床旅情は
私の青春
森繁節
大好きな
吉田鋼太郎さんが
森繁さんを演ずる
「東京センチメンタル」で
和菓子屋さんを演ずる
あの吉田鋼太郎さん
まるで森繁さんが
蘇ったようなリアリティーに
役者としての振り幅の大きさと
存在感に
爪の垢をいただきたいと思わされる
息子の為に
成りきるばかりでなく
塩野瑛久でなければできない演技を
極めることの難しさに
いつも苦悩している
まだ21だもの
焦ることないよ!
鋼太郎さんやヒカルちゃんの年齢まで生きていられないのが残念!
ひかるちゃんの徹子役の可愛さと色気に酔わせてもらった「トットてれび」
私を泣かすな
白いかもめよー