熊本から新幹線で30分くらいの玉名に住む友人から
のどかな街にも悲劇が襲う
深夜2時頃メールが届く
2回目の震度6強の地震が熊本を襲った頃
「マイルーム壊滅
形はあるけど足の踏み場はありません
あーあ…
これが自然の力」
タイトルは「今回はでかかった」
男勝りの国語の先生(女子校)でも
文面の裏から伝わる地震の怖さ
表面は心配させまいと
メールのやり取りを3時過ぎまで
家族が居間に集まり
地震に怯えながら、一睡もせず
昨晩に続いて過ごしてらしい
確か彼女の家は、相当古いはず
「余震ではない
昨日のに誘発されたもののようです
津波注意報も出ましたが、先ほど解除されました
今回は昨日より激しく長く揺れていてダメージが大きかったようです
今日は日曜日に入学式をしたので、代休でした
今夜も寝れないです」
勘弁して…」
「余震の合間を縫って出来る対策してます
常にゴトンのおと、グラグラの繰り返しです
とりあえず家族と居間に集まって、いつでも出られるようにしています
ちょっと車を移動させてきます
多分、大丈夫!と、信じたい」
「余震に気をつけて
油断召されぬな!」
昨夜メールを出したばかり
携帯はつながらず
pcでのやり取り
余震でなく本震だったようだ!
縦横に走る断層
阿蘇大橋が落ちている
熊本空港閉鎖
連鎖反応が続く
油断した市民が
あちこちで生き埋めに
何という悲劇
今朝未明の地震だけでこんなに犠牲者が増えるとは
人間の甘さをあざ笑う自然の力
NHKも混乱してる
高齢の方もいたはず
いざという時に運び出すのは大変
車で寝るほうが安全なはず
しばらくして
「様子を見て、
車に避難します
ありがとうございます
少しおさまってきたようです
今夜も寝ないでいます」









