高倉健さんが残した言葉を糧に

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千秋楽終わりました。
わずか7ステージでも
いつまでも心に残る
幸せの花を咲かせていることを感じ
しばらく席を立ち上がれませんでした。
小さくとも私の胸の中には確実に咲いていました
私達はいつも次のステージを目指すために高倉健さんが残した言葉を確認して旅に出るのです
幸せの終着点に向かって

旅を続けよう
「ほんのたまに巡ってくるいいこと。それを私は感動とよびます。感動ほど贅沢なものはなく。感動のない人生ほど寂しいものはないと信じています。見る人を感動させる最高の演技というのは何回もできるものではありません。全身全霊がぱっとほとばしる瞬間は、たった1度きりと言っても過言ではないでしょう。
その一度の演技のために多くのものを捨てて心身を整え、できうる準備は全て整えておく。
映画という2時間前後の世界の中で、一生忘れられないような台詞やシーンに出会っていただくために、俳優はこの義務を負っていかなければならないでしょう。
大好きな作家の1人、山本周五郎は自分の作品の根底に流すテーマとして、イギリスの詩人ロバートブラウニングのこんな言葉を大切にしたといいます。
「人間の進化はその人が死んだ時、何をなしたかではなく、彼が生きていた時、何をなそうとしたかで決まる」

昨年は
2月には北海道夕張
3月には沖縄
8月には九州

今年に入って
左半身の痛みが強くなり
遠出は、加齢と共に難しくなってきている
先月から外反母趾が一層進んで
歩くことが去年より困難になっている
この現実を受け入れなければいけないと感じている
それでも幸せの花を見つける気持ちだけは持ち続けていたい!
せめて気持ちだけでも
息子と共に持ち続けよう
新宿駅南口が大きく変貌して
タクシー乗り場が広すぎて

  

 

ここにたどり着くまで

精魂尽き果てる
思ったより障害者に酷なタクシー乗り場だった
それでも
たどり着いた紀伊国屋ホール

  

 

2時間45分の舞台
この瞬間に出会うために

  

https://ilip.jp/I0000321/   塩野瑛久主演「小さな結婚式」より

旅に出るのです
舞台が終わって隣に座ったいた女性が
軽く会釈をするのです。
その方は
夕張でも
沖縄でも
お会いしていた女性でした。

旅先で出会う幸せの花
間違いなく咲いています。
気がつかない人もいるでしょうが

私の70年間は
路傍に咲く小さな花でも
幸せにしてくれました

京都の太秦の劇場で隣に座っていた男性は
「獣電戦隊キョウリュウジャー」48作全編を書き下ろした

三条さんでした。
沖縄の桜坂劇場では、私のお店にきてくれた映画「アンを探して」の監督

宮平貴子さんが座っていました。

みんなみんな私の幸せの花
歩ける限り旅に出よう
時速1キロでもいい
歩ける限り
歩ける限り

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