海を見たいその二

Scroll down to content

   
        
 
素敵なカップルを見ながら

一人寂しく海を見つめる

これも海は許してくれる
日赤救助員の資格を

大学生の時取得

巻き足による30分以上を両手を上げて立ち泳ぎ

水球選手並みの泳力を要求される

藁をも掴む思いの溺者との格闘技

溺者キャリーの仕方を徹底的に学ぶ

合気道並みの護身術を水中で要求される

今はスポーツとして競技会まで開かれる

その先駆者として、代々木オリンピックプールで溺者と向かい合う

男子高校生の臨海学校に指導者として参加

むくつけき男を手なずける。

色気なしの世界も面白い!

死と直結するからこその気合いを入れる

遠泳指導もボートからでなく

伴泳する(10キロ遠泳でも流されて、倍くらいになることもある)

心も肉体も鍛えられる
達成感は半端ない

その時の飯のうまさ

キャンプファイアーの楽しさ

男子校と言えども

新人の若い女性教師も混じる

国語の先生だった!

小柄だが情熱的な先生だった

帰ってから秩父の夜祭やデートに誘われる

その彼女が今も待っている

そこに!

  

積極的な女性には

何故か及び腰になる

それが青春というもの

私の身体には海が染みついている

海が見たくなるのは

そんな身体が求めるからだ!

最後は海に沈んでも良い

せめて散骨は、海に巻いてもらおう!

母なる海へ

  

  


コメントを残す