捨てる神あれば拾う神あり

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帰りの新宿駅

1、2番線ホーム

エスカレーター、エレベーター修理中

どこにも表示が無い

もう一つのエレベーターはどこ

進行方向は工事中

後ろの方は階段でまるで見え無い

迷いに迷う

なんで新宿は障害者に思いやり無いんだろう!

今日は4キロ歩いてホーム端から端まで歩くなんて

もうできないと諦めかける

目の前にいる初老の紳士に声をかける

すると進行方向先まで駆け足で調べてくれる

戻ってくると

「無かったよ!」

反対には階段が

「キャリーカーを持って一緒に上がりましょう」

なんて優しい人なんだ

私は「これが杖代わりなんです」と

伝えるや否や

階段の向こうの側にはしる

エレベーターを探してくれる

「ありましたよ〜〜!!」

エレベータまで同行してくれる

私より年輩に見える方に

帽子を取って深々とお礼する

その方の顔に後光が射している

この世とあの世は繋がっている

そう確信した時

溢れる涙が止まらない

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