未だに尾を引く
あの無性に餃子を食べたくなったのは
何故だろう!
妊娠中とはいえ
ボリューム満点の餃子を
バクバクバク
マユは言う
「彼がね!(伊田のこと)
嫌なことあったら、思いっきり食べれば忘れらるからと!食べさせてくれたことあるんだ」
そう言ってマユは大量の餃子を持ってくる
バクバクバク 佐知も一緒に!
妊娠の問題は何処かへ
一個の餃子が半端ない大きさ!
山盛り3皿
広瀬さんのブログでも30個食べたと!
これがうまそうに食べるんだ
アドリブの歌(おそらく)を歌いながら
元の脚本にもなかった設定
伊田がマユを思いやるシーンが伏線にある
「彼!(伊田)結構いいとこあるから、佐知も気に入ってくれるよ!」
この会話もそうだ!
男は決して、やりっぱなしではないんだよ!(笑)
脚本家の
足立さんの目からも
救いの手を差し伸べていたことに気づく
だから餃子が飛び切りうまそうに見えたんだ!
気付いた人どれだけいるかな〜!
もう一つの印象的シーン
「お前は人間じゃないんだよ」
佐知に罵倒された母親が
最後に見せた不思議な笑み
親が子を殺害する事件を耳にするにつけ
一緒にいると
瞬間にひらめく
「この子がいなければ」
子は親の被害者にならなくともすむ
佐知の母親の笑みに
底知れぬ人生の綾が隠されている
佐知にも、母親になった時それがわかる時が来ると
そんな思いがよぎったのでは
佐知が叫ぶ
「お前なんか人間じゃない」
佐知にすがり許しを請う場面が蘇る
「佐知を殺そうとおもったことがあったから仕方なかった」
そういう風に聞こえる
言葉は少ないが、一つ一つがつながり
人間の性の底辺までえぐっていることに気づかされる
脚本の一つ一つのセリフが有機的に繋がり
希望へと繋げてみせる役者達
登場する役者の内面からほとばしり出るものが
凄まじい破壊力を持って
私の胸を突き刺す(笑)
4回目でやめよう
5回見たらボロボロだ!
今日の夕飯は餃子だよ!
バリバリ食べれば忘れるさ