あるファンのつぶやき
「ソウジくんがなー、ちょっと顔付き違うんだよなぁ…成長って悲しいな…。放送終わってもアッキー追ってたけど、やっぱ私が好きなのって当時のソウジくんであって、恐竜メンバーの中にいるアッキーであって、役者個人ではないんだな、と。もちろん塩野瑛久は魅力的な俳優だとは思うけどね。」
戦隊ファンの光と影
虚像と実像
今年で40年を迎える戦隊の歴史
そこで作られる虚像は強固だ
その狭間で揺れ動く
その瞬間を生きる役者の宿命なんだな と
今さら思う
思い入れが強いほど
ファンの心の中に存在するソウジとのギャップ
俳優 塩野瑛久を見るたびに
虚像と実像とのギャップの大きさに落胆する
そのズレこそ
目指すべき俳優の進化を阻む
子役が伸びないのもその間にある壁の厚さ
並み大抵の努力で埋まらない
めまぐるしく成長する体と心
新しい自分の発見と役者道の道をきわめる
虚像との決別ができる俳優こそ
生き残れる世界に違いない
新たな境地に心を寄せてくれる
そんな「新世界」を掴んで欲しい
今その境界線で苦しみうごめく
そんなお前が好きだ!
自分で選んだ道
自分で選ぶ作品
新たな境地を目指そうとする気迫が
胸を打つ
青年は荒野をめざす
もっともっと泣かせてくれ