
3回のPK戦を勝ち抜いた強者!
延長で決めきれないと負けを覚悟する
エンリケ監督に言わせれば
選手に1000回の練習をさせているという
そのエンリケも延長終了間際に
PKに備えて選手を交代させている
その選手が止められているのだから
益々PK戦の難しさを痛い程知らされる
モロッコのGKは左右にフェイントをかけ
スペインは体重をかけた逆方向に蹴る
それを読んだ掛け引きをしている
ボールにアプローチするまでの間に
騙し合い、駆け引きは
一朝一夕にできるものではない
ましてPK戦をやった経験の少ない選手にはなおさらだ!!!
あのブラジルでさえ必ず試合前の練習で
PKの練習しているのに
ポイチ監督がさせているのを見た事ない
そういう意味でヨーロッパの激戦を体感していない監督の弱点が露呈したと言える
オシム監督はPK戦が決まると
ロッカーに閉じこもってしまう
それほどの名将でも避けたがるのだから
ここをハガネの心と駆け引き、シュートの質を向上させることは、個人に任せるのでなく
チームとして習得させるのが、近代サッカー
相手のキーパーの性格、技術、クセ
全てを分析してチームに刷り込んでいたのが
モロッコだった
その士気の高さや選手の特性から
監督自ら順番を決めて配置せねばいけない
エンリケ監督もそうしている
その上で負ければ
選手の責任ではなくチームの責任として
監督が負わねばいけない使命なのだ!
そう意味でポイチ監督の続投は
あり得ないと思っている