対局の前日の挨拶の手慣れた藤井棋聖を見ながら

豊島9段にボコボコにされ、研究してきたと思われる

角換わりを選んだ先行藤井棋聖

お昼前には戦闘が始まる

お互い性格を知りぬいている研究仲間同士

昨晩の大河ドラマ鎌倉殿の小栗旬のプロフェッショナルを見ながら

偉く謙虚な俳優小栗旬がそこにいた

20代の頃の尖った俳優小栗旬はそこにいなかった

俳優同志の組合を作って労働環境を変えたいとまで叫んでいた時代が懐かしい

結婚して子供2人に育てる環境をアメリカに移して

偉く変わってしまった20代の小栗旬はそこにいなかった

マスクにその日に思いついたことを書き留めて

座長として場の雰囲気を和ませようとしている姿に

追いかけ回すプロフェッショナル撮影を任されたスタッフに

はぐらかすような言葉が交わされる

しかーし

ある時からその様相は大きく変化していた

それは担当のカメラマンが出産を翌日に控えて

悩んでいるのを素早く察知した小栗氏は

この撮影より出産に立ち会うことの方が人生で意義あることを

説得することになる

しかも奥さんのを電話口に参加させて

説得にあたる

翌日カメラマンは出産に立ち会うことに

その出産を機会に

両者の距離は急速に縮まり

小栗氏はより深く胸の内を開くことになる

その中でも印象に残ったのは

16歳ぐらいにドラマGTOからしばらく

頭角を出せないでいる俳優小栗旬のマネージャー

細川美由紀さんが「私はガンで1人持たないかもしれないから

ここで頑張ってくれないと」

その言葉に答えるために

ここまで来たのかもしれない

そう述懐するシーンには

本音を感じさせる姿がそこにあった

俳優塩野瑛久も小栗旬をデビューから尊敬し

その影を追っているに違いないのだけれど

家庭を持ち同じ俳優として尊敬する山田優によって

大きく成長している姿と

大河ドラマの主演を務める

大先輩の姿に励まされているに違いない

しかも稽古に入っている舞台は

まさに鎌倉殿と同じ三谷幸喜作品だから

小栗旬のプロフェッショナルとは

ファンを含めここまで育ててくれた全ての人への恩返しです

そう言って立ち去ってゆく姿と

10年後の俳優塩野瑛久が重なって

見えたのは夢なのだろうか?

今日の一枚

20年前の舞台は尊敬する役者さん堺雅人さんと佐々木蔵之介さんが

同じ板の上に立っていたのです

そして三谷幸喜作品を演出するのが

河原雅彦さんであり、その佐竹役を務めることがわかって

宿命を感じざるを得ません!

この世とあの世は繋がっているに違いないと

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