
藤井聡太四冠は時間の使い方が上手くなっている
相手の時間も良く頭に入れながら
長考に走る時は
絶妙なタイミングで入ることができているように思う
渡辺王将はそこが経験豊富
そんな王将に考えさせる一手を打つ事も
攻める手も守りを兼ねた攻め手を常に頭に入れている
そんな大局観がいいなと思う!
孫子の兵法は勝負事やスポーツなどで応用できる
ただ単に技をかける時には大局観、タイミング、時間など全ての要素を取り込んで、ますます奥が深くなっている
3局の戦いを観戦しながら
地下鉄路線と見せかけながら
反対サイドの攻めから敵陣を突破する
相手に手を渡したくない時は
侵掠如火(侵掠すること火のごとく)
突入して行く!
最後の詰めでは
皮を切らせて肉を断ち、肉を切らせて骨を断ち、寄せきった。
変幻自在!面白い!
其疾如風(その疾きこと風のごとく)
其徐如林(そのしずかなる、こと林のごとく)
侵掠如火(侵掠すること火のごとく)
不動如山(動かざること山のごとく)
難知如陰(知りがたきこと陰のごとく)
動如雷霆(動くこと雷霆のごとし)
将棋に興味がないシルバーを虜にする魅力に溢れている
藤井聡太四冠が19歳である事を忘れさせてくれる
臨機応変さは人生の哲学そのものだ!
大上段に正義を振り回す老人は学ぶ所満載!
PS
後でわかった事だが
藤井四冠羽織の裏には
雷神が!

動くこと雷霆のごとし
渡辺王将も圧倒されていたようだ!
まだ王将にも手が残されていたにもかかわらず
投了!