
障害者になって補助装具の必要性を思い知らされた半日
靴べら式
オクラホマ式
ゲートソリューション
3段階ステップアップしてきて
10年使い続けたゲートソリューションが壊れた
この装具の素晴らしさは既製品であること
ショックアブソーバーが付いていて、坂道を下るときに体重を吸収してくれる

これで北海道から九州、沖縄まで一人旅がてきたこと
その装具が経年劣化するのは仕方ない
福祉課に相談したら、直すより、償却期間とっくに過ぎているので
新しいのに変えましょうということで
申請書と見積もりが届くまで
装具なしでしばらく過ごすことになる
困った!
でも買い物やトイレは装具なしでやらねば
とっても危険
足首に力が入らないので
外側に体重がかかるとグキッと折れ曲がってしまう
慎重に一歩一歩
もしそこで倒れたら起き上がるのに右足と手だけで立ち上がるのは
周りに捕まるところがないと無理だから
這ってベットまで行ってベットに体を預ける
昨日はコンビニに行って買い物したは良いけれど
25センチの段差を超えるのに
左足に体重をかけられない
寒さと緊張で全くできないのだ!
お店の閉店時間頃だったので
お店に行って
店長に、帰宅の途中に寄ってもらって
奥の部屋にある壊れた装具を持ってきてもらう
なんとか体重をかけられ
段差を乗り越える
たった25センチの段差だけれど
寒さと緊張が体のバランスと痛みにつながる
ここまでよく付き合ってくれた補助装具に
今は感謝の気持ちいっぱい
左半身高次運動機能障害の重さをあらためて感じる半日