
これからも二人の対決は死ぬまで続く
19歳の藤井君の成長は
叡王戦であと一勝すれば最年少三冠になる時
豊島二冠の底力で叩きのめされた藤井二冠
その時彼は「完敗です」と言えたことです
19歳の少年が完敗を認めた瞬間に
彼は大人になった!
完敗を認め頭を下げた瞬間!
さすがです
大人への階段を登ったことです
こんなに早くできることは
人生でそんなに多くはないのです
高校卒業前に、強くなりたくて
卒業を選ばず将棋に専念する環境を優先した藤井君
学歴優先の社会に一石を投じた勇気もすごいが
19歳で完敗を認める生き方に
心の底から震えるような感動と勇気を感じる
大人に頭を下げる勇気は
自分の王位防衛戦を88手で豊島二冠を破ったのだ!
6連敗したあの豊島二冠に対して
完勝と言える内容で勝ったのです
4連勝して自分の王位を防衛したのです


茫然とする豊島二冠
これから二人の時代は続くでしょう
対戦成績は豊島二冠が優勢だが
心は対等になっていると思う
それは
藤井二冠が完敗ですと言えた瞬間からだと強く思うのです