ごく普通の造花も

光の当たり具合ひとつで

ドラマチックにもなり

平凡にもなる

光が届かない時

存在は忘れ去られる

でも確かに存在している

絞りを少し開けると

これもカメラのマジック

どのように生かすかは貴方次第

ステンドグラスも

光が当たらないと

つまらない映像に

光が当たれば

更に自分で塗った(コテを使って広げる)

この壁にも光を当てたければ

絞りを微妙に開ける

珪藻土の立体感が浮かぶ

更に見えないチューリップにも

存在感を出す

たとえ主役でなくとも

光の当たり方で

存在感が増す

「レッドアイズ」

木村祐一さんの役が

過去に影を持っていても

犯罪を通して生き別れになった息子と出会い

犯罪組織に命を狙われている事を知り

打って出た一か八かの

勝負に出る

第4話に出演した息子役の塩野瑛久の役所により

この連続ドラマに

親子の絆という光を当てる

彼女のために罪を犯した息子が手錠をかけられ

拘禁場に向かう場面で

ごめんといって頭を下げる

過去の過ちを深々と

目と目が合い

無言でも親子の絆が一層光り輝く瞬間!

なんだか自分達の関係性のように

深く静かに心に渦巻くものが消えてゆく

いつの間にか熱いものが込み上げ

眼から静かに流れ落ちるものが

辰二郎(キム兄)に渡される勾留状には

海外に逃亡して新しい生活を計画していた息子克己の

彼女に妊娠12週目と記載されている

辰二郎の口から

「俺もじいちゃんになるんや」

笑顔がいつまでもいつまでも

心に刻まれて

なんだかそんな時が近い将来に

ありそうな気がして

ここまで成長してくれた

瑛久の笑顔が早く見たいと思う

ありがとう!キム兄(いつの間にか58歳)

そっくりじゃないか!?

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