写真集「bloom」に寄せて

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各方面から
寄せられてくる写真集「bloom」の感想に
閉塞感漂う毎日の生活の
何よりの潤滑剤に

特に竹馬の友であり
新聞記者だった友のメールには
残り少なくなった僕の人生に
少しでも活力になる様な優しさと
鋭い観察力が込められて
ここに残して置きたいと思う


Annさま


ゆうパックで本が届きました。有り難うございます。早速、パックを
開封するのももどかしく、破るようにして、中身の本を取り出しました。

大判雑誌『CUT』、塩野瑛久君の単独写真集『bloom』の2冊が収めら

れていました。



まず『CUT』。手に取り、目にバーンと入ってきたのは、表紙のルイス・バートリッジの顔写真。映画雑誌かと思いきや、インターナショナル・インタビュー・マガジンと銘打ったもので、メーンのテーマに「美しい男たちにひれ伏す」とあるではありませんか。



なななんだ!ゲイとかホモとか薔薇族とか、あっち系の雑誌かな?と

思いつつ、メーンテーマの題字下に斎藤工と並んで「塩野瑛久」の名

前が印刷されており、それだけで度肝を抜かれましたね。そしてパラ
パラとハラハラしながらドキドキしながらページを括ってみました。


すると、そんな同性愛者向け読み物ではなく、映画、舞台、テレビの第
一線で活躍する今が旬の俳優、歌手、声優らの写真と赤裸々な生の
インタビュー記事が満載でした。瑛久君の『「理想の自分」と「新しい自分」の追究―もがきながら戦い続ける美しさと逞しさ』は、〝魅〟せましたね。


写真は、茶髪(黄髪?金髪?)の瑛久君が、アンニュイな表情でポーズ
を取る姿が印象的。男の色気をふんぷんに漂わせ、妖艶です。男でさえ、ゾクゾクしてしまう。暗い背景に、黒っぽいワイシャツ姿だけに、表情がクッキリ出ており、本物の演技が要求されたのではないでしょうか。


インタビューでも、自分自身をよく分析、理解しており、自らの魅力をよく心得ていますね。その魅力を存分に写真や文章に表現している当たり、「戦隊」の頃に比べ、ひと皮もふた皮も剝け、大いに成長した感があります。今現在の到達点に立った、と言ってもいいように思います。


一方の写真集。気迫溢れる写真の数々に圧倒されました。ご本人が仰
るように、今、26歳というこの瞬間を切り取った、生身の〝男〟が表現されているように思えました。ひとつは、大自然の営み。写真には、瑛久君が大自然の風景に溶け込んだ空気感が漂っていました。


瑛久君の魂が川、滝、森、樹木と融合し、人間は本来自然の一員という
忘れていたことを再確認させられたようです。しかも人間を超え、男女の垣根を超え、神々しいばかりの美が表現されていました。惜しげもなくさらされた裸体にドキッとさせられ、水浸しの泥まみれの容姿に、ゾクッとさせられました。


あるいはまた、撮影合間の普段着姿でくしゃくしゃにした笑顔は、天使のようだったし、ヒールの高いブーツを履き、スーツ姿で闊歩する姿は、ギリシャ神話に出て来る美しい男性的な神、アポロンを彷彿させたし、ちょっと気取った眼鏡のスーツ姿が、ワルくもズルくもカシコくも見え、その変化していく
過程が興味深く、印象的でした。


全編目を通したあと、何やら、一本の映画を見終わった充実感が味わえました。何故か、と考えると、一本筋の通ったストーリー、もしくはコンセプト、もしくは瑛久君の生き方考え方が透けて見えたからです。それは、千日回峰行の道を行く、厳しい修練を積む修行僧の如く、自分を高めようとする姿です。何でもチャレンジして、役者の道を極めたいという意欲が伝わって来ました。


この写真集は、カメラマン、スタイリスト、ヘアメイクらアーチストのスタッフが一丸となって生まれた作品であり、これは瑛久君が「謙虚、素直、感謝」というモットーを貫いた結晶が、この第2弾の写真集となって結実したといえるでしょう。普通のアイドルや俳優、歌手の写真集とは一線を画した芸術作品として、鑑賞すべきじゃないでしょうか。


愚妻が傍らで、写真集のページをめくりながら、「やだっ、女として、
嫉妬してしまう程、きれいな顔!」と感動していましたよ。「矢代さんの若い頃に、そっくり」だそうです。「瑛久君、ずいぶん遠くへ行ってしまい、寂しいな」と、
感慨深げでした。


これから、瑛久君、映画、舞台、テレビドラマと一段と飛躍が期待されますね。
これらの作品群が、次の到達点を目指すステップになることは、間違いないでしょう。瑛久君の益々のご活躍、遠い山梨の空から、お祈り致します。


取り急ぎ、雑誌と写真集のお礼まで…。








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