OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA
やり遂げた満足感
計画から実行まで
大工の佐藤さんが免許証を持っていないことが
不安要素だった
不安要素は山積みに
僕が障害者でなければ全部できたこと
知人友人に手配して
資材購入の日に佐藤さんは来ない
店長がお店終わってから
自宅までタクシーを飛ばす
自宅には誰もいない(後で分かったことは寝ていたそうだ)
一人暮らしスマホは支払えなくて止められている
74歳の大工さんはその日暮らし
雑草取りなどで生活を
あんなに腕があるのに
そこで考えたのが今回の店舗改装だった
資材は全部こちらで用意する
全ては佐藤氏の蘇生のため
翌朝タクシーで自宅へ(車椅子をタクシーに乗せて)
「佐藤さーん!」大きな声で
犬が吠える
玄関と言えるようなものはない
とにかく叫ぶしかない
眠そうに出てきた佐藤さん
これから店長のお父さんが車を出してくれるから一緒に買い出しに行って欲しいと頼む
長い木材など軽トラックを借りて
お店に運んで欲しい
それは言わなくともわかってるはず(計画は予定に過ぎない)
現場主義、その日暮らし、無計画
職人気質
その体質は自分にもあるので
理解はしてるつもり
古典的なヤマハのケータリング用バイクでお店へ
自分は電動車椅子で浅川沿いを走ってお店へ
バイクの免許は取り直したもの
じぶんの自動車免許は失効していたから
それでもなんとかなるさ
浅川の寅さん
1日500円あれば暮らせる
折角の大工の腕も錆びついて
寅さん復興計画は店長と私の合作
いずれ映画にしたい❣️笑
神戸大震災の後も復興活動していた実績は
二人だけが知る
復興の5日間は
同じ世代のシルバー達が見学していた

作業中の寅さんは頼もしくキラキラと!



大工道具と腕は一流だ!
僕が動けないので
佐藤さんの補助は全て店長が

このストーリーの主役は店長なんだ!
佐藤一男 74歳の復活劇
銀杏並木に
爽やかな風が通り抜ける
ちゃんちゃん