いよいよ明日19日
新海監督の新作がロードショー!
Weathering With Youは
日本語タイトルを
どのように解釈して
翻訳したのだろうか?
直訳ではなく
意訳なんだろうと
想像しながら
検索すると
こんなことが書かれていた
「Weathering With You」については、ロゴのような意味合いもあります。
Weather(天気)という言葉を使いたくて、これも川村さんと話して、いろんな提案をいただいたんです。
Weatherには「嵐を乗り越える、風雪にさらされる」といった困難を乗り越える意味があるんですね。
それに”With You”とつけて、それが「君と」なのか「僕たちと」なのか…何か大きなことを乗り越える物語でもあるので、合っているかなと思いました。 」
月並みなVENTUREを使わずに
Weather にingを付けるなんて
オシャレ!
新海監督の映像は
安易なディズニーアニメに使われる
3Dを使わずに手書きを主体にしているのが
日本人のワビサビの世界に共通する
趣きが海外の人にも
受けているようなのです
私が興味を持っているのは
背景のイメージが
四季を通した
光と影の映像美を
自然と都会との対比の中に
探す作業が背景にあると強く思う
新海監督の核になるもの
ストーリーは詩
映像は光と影のハーモニー
都会と自然
自然という畏敬の中で
揺れ動く
光と影
絶望と希望の狭間で
揺れ動く
少年と少女
日常の何気ない世界に
美しい雨と風が
幻想的な世界を生み出している
ごく普通の情景を
繊細な感性で映像に残し(おそらく大量に収めた写真の中から、しかも広角と望遠効果を最大に生かしている)
写真をベースにレイヤーを何層にも使い分けて手書きの動きを加えて
製作されているのだろう)
ものすごい労働力が必要だけれど雨の水滴、太陽の光と影のパターンを
用意してあれば、繰り返し使えるアイディアが積もり募って
新海ワールドが構築されているように思う
ディズニーのアニメより
すっとこちらの方が好きだ
きっと壮大な宇宙の非日常へと
展開されるに違いない
その落差が新海監督の持ち味
日常がリアルであればあるほど
その落差に
僕たちは惹かれるのです
これまでの作品を
ご覧ください
「星を追う子ども」
「言の葉の庭」
全てRICOH GR IIIで撮影
PS
新海誠氏は
中大の後輩(確か文学部、女優と結婚して娘さんも子役)