イギリス・スコットランドのグラスゴーにて、
明日日本時間早朝4時に行われるボクシング試合は歴史に残る
ビッグマッチになる
日本のテレビ放送はWOWWOWだけなので
目が覚めた時は
試合がおわってるだろう
どちらも負け知らず無敗の王者
世界3階級制覇王者
井上尚弥(大橋/17戦全勝15KO/26歳)
対
IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ/19戦全勝12KO/26歳
12KO/26歳)
どちらもハードパンチャー
予想してみたい
判定になって
井上が判定勝ち
どちらもアマチュア歴が凄い!
100戦以上の歴戦の中で
ボクシングに必要な技術的なものは
どちらも100点
ややスピードとパンチ力と正確性で井上が上回る
フットワークも井上の方が早いように思う
パンチを出した時の
足の踏み込みの力強さは井上
ステップでかわす早さも井上
どこを取っても穴がない
テクニック以外の部分が
勝利につながる
それはメンタル
ロドリゲスは
井上の70秒で決着をつけた試合を
見ているはず
パンチを受けた時
その恐怖が過ぎるに違いない
あの時の衝撃は
いまも目に焼き付いている
勇気を出して見ると
井上選手の左のストレートパンチが
当たった場所に
すかさず正確に右を当てていることがわかる
左はジャブではない
あれはストレートだ!
その左ストレートで
そのパンチの威力で
右を避けきれなかった
実際に受けたスパーリングパートナーが
言ってるように
右はもちろん強いが
左ストレートだけで
気を失いかけたと言う
井上選手の成長は
その左ストレートなんだと思う
アマチュア時代から
全てを教えてきたのは
父親だと言う
メキシコの選手で
ジョーメデルと言う選手が好きな私は
左は世界を征服すると言われて
ジャブと勘違いするトレーナーが多いが
ちがうんだよなー!
目にも止まらぬスピードで
左ストレート放つロープ際の魔術師
ジョーメデルこそ私の大好きな選手だった
左ストレートを打たれて
右への警戒をそらされて
見た目は追い込まれても
右ショートフックが炸裂
ロープ際に追い込んだ側が
崩れてゆくシーンは
ボクシングは芸術だと思わせた選手
きっと井上尚弥のお父さんは
その芸術を教えているのだと思う
力ではない
スピードとテクニック
そしてディフェンス
どれをとっても井上選手が
上回っている
判定に持ち込んでも勝つ余裕を持ちたい
今回の相手は倒そうと思わない方が良い
スピードで勝負して欲しい!
両者とも26歳
円熟期
世紀の試合になるでしょう!
モンスターはいる
そう確信させる
開始70秒のドラマを
よーく見て欲しい
同じ箇所に正確に当てている
井上選手の凄さ