夕暮れ時
散歩に出かける
ふと目に止まった
一軒の廃屋
人の住んでる様子はない
入り口に咲いた花に目をやると
朝顔の奥に
ひび割れた壁が目に入る
都会の片隅で
役目を終えたテレビと冷蔵庫が目に入る
紫陽花の向こうに扇風機が笑ってる
なんとも言えず
しばし目を奪われる
入り口には
なんだろうこの花は
惹きつけられる
不思議な廃墟を彩る
花や緑
奥の古びた茶箱が気になる
それにしても主人の帰りを待っているような
廃居寸前の一軒家
痛々しい壁のヒビも
是枝作品の中にあるような風情を感じる
是枝監督!
オスカー第二弾はここで!笑
PowerShot G7 X Mark IIにて撮影