『万引き家族』が
監督は
是枝裕和さん
「海街ダイアリー」
私の泣かせどころのツボを知っている監督
犯罪ものはあまり気乗りしないので
「三度目の殺人」は見ようと思わない
でもこの予告編を見て
見ようと思う
好きな役者が揃ってるからかもしれない
万引きもれっきとした犯罪だが
生活から止むに止まれずという状況から
家族を描き出すというところに
期待している自分がいる
財産犯と生命犯という
法益の違いからかもしれない
血で血を争うようなところを強調するような犯罪映画は大嫌い
72年間一度も見ていない
そう言いながらも
戦争映画は見てしまう
国と国との戦争は犯罪にならないのはおかしいが
国が人殺しをすることが許されるわけではないのだが
正当化されてしまう戦争の残酷さが浮き彫りにされ
ドラマ化し易いのだろう!?
それにしても
是枝監督は根気よく
カンヌ映画祭に作品を
出し続ける気迫に(確か7回目)
改めて
継続は力なりを
感じる
カンヌ国際映画祭での主な受賞
1960年 「鍵」(市川崑)審査員特別賞
63年 「切腹」(小林正樹)審査員特別賞
64年 「砂の女」(勅使河原宏)審査員特別賞
65年 「怪談」(小林正樹)審査員特別賞
78年 「愛の亡霊」(大島渚)監督賞
87年 「親鸞・白い道」(三国連太郎)審査員賞
90年 「死の棘」(小栗康平)グランプリ
2004年 「誰も知らない」(是枝裕和)柳楽優弥が最優秀男優賞
07年 「殯(もがり)の森」(河瀬直美)グランプリ
13年 「そして父になる」(是枝裕和)審査員賞