女郎花    おみなえし

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いよいよ七夕の日から42公演が始まります


八王子にも遊郭が今でもあるのですが

もうすぐ八王子まつりが始まりますが

遊廓で働く人たちがお囃子をダシの上で披露します

それはそれは風情があります

この舞台は横浜に実在した遊廓『岩亀楼』のお話です。
この遊女『亀遊』さんが辞世の句を詠んだと言うのが

『露をだに いとふ大和の女郎花 ふるあめりかに袖はぬらさじ』です。

私は女郎ですが、アメリカ人のあなたには抱かれませんよ。と言う意味。

作家の有吉佐和子さんが、女優 杉村春子さんの為に書いた喜劇なのです

それを大地真央さんが音楽劇にして

明治座で公演するのです

新しい息吹きを感じるこの舞台に真っ先に飛びついたのです

私も息子も

それは深いお話があったのです。

私が10年前にデイサービスで知り合った

私より10歳以上上のの80歳台のお婆さん(以下イシさんとします)

イシさんは、デイサービスの同じ年代の女性の井戸端話には

加わろうとしませんでした。

後で知ったことでしたが

大きな会社の社長夫人でした

旦那さんが亡くなる前は実権を握っていたようです。

話は長くなるので掻い摘んで話します

イシさんのご両親が八王子の遊郭と結びつくのです

この舞台でも芸者のお園さんが遊廓『岩亀楼』で働いていた亀遊さんが病気になり

その面倒を見て、遊廓『岩亀楼』に復帰した後の話が舞台になっていますが

イシさんのご両親は紡績工場がいっぱいあった八王子で

大きな工場を経営していたのです。

父親は昔お世話になった女郎さんが

私と同じ病気で寝たきりになったのを

自宅に引き取ったのです

母親がすごいのは、彼女を受け入れ

お墓まで作ってあげたそうです

イシさんは寝たきりの遊女を母親と一緒になって

下の世話までしてあげたそうです。

母親は生前イシさんに

「一年に一回はお墓詣りをする様に」

と言って旅立ったそうなんです。

イシさんは毎年約束を守り

母親の元に旅立ちました

そのイシさんは

ケーキが嫌いで食べたことがないと聞いて

お店のクレープを食べさせてみたら

ひどく気に入ってくれて

毎日の様にタクシーで買いに来てくれたのです

中学出て私の店に働きに来ていた息子と共に

月一回の食事会に誘われ

美味しい鰻を

息子共々ご馳走になりながら

お女郎さんの話しを聞いていたことで

感慨深いものがあると思います

イシさんは生前

「立派な俳優になれるいい目をしている」

と褒めてくれ

息子を
励ましていただいたのです

イシさんもそうですが

イシさんのお母さんの写真を見せていただき
マザーテレサの様な慈悲の目を持った優しいお顔が印象的でした

おみなえしはこの花

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