高くて手に入らなかった
木村伊兵衛のパリ
単行本としてやっと見ることができた!
ライカ使いの名手木村伊兵衛さんがパリを撮る
原色のパリとは
カラフルなパリではなく
血塗られた歴史の臭いが満ちあふれ
伝統の重さの中を
人々が生き生きと生活する
そんな街だ!
私のライカはこれだ!
来週には、届くだろう?
老眼にはファインダー視度調節付きでないと
有機液晶200万円画素以上だと言うので、楽しみ!
フジのフイルム時代の絵作りに期待
木村伊兵衛さんの時代のライカではシャッター速度が追い付けなくて
ぶれてる写真が多くても、人を感動させることができる
絵画にも言えることだが
心象風景画を見ているようだ!
目が見えなくなったとき描いた睡蓮
まるで抽象画のように
胸を打つ
カカクコム等で議論される性能や機能の進化等どうでも良い
自分の感性を磨きもしないで
性能を求めてどうすると、自分に言い聞かせて70年になる
木村伊兵衛のパリはそんな原点を思い出させてくれる
ミラボー橋の下をセーヌが流れる
私の恋も流れ
時は流れ
美しい思い出だけが残る
イベットジローさんの歌を聴きながら
お互いに白髪になった頭に手をやる
左手は麻痺していても
大根おろしで切った手でも、血は流れる!笑
麻痺した左手で小さな本を押さえるのは辛い
だからデジタル化は大歓迎