待ってました
ベイビーステップ第9話配信!
プロを目指す荒谷選手とぶつかる準決勝!
正々堂々と自分の力をぶつけたい主人公のえーちゃん
しかし周りは圧倒的な力の差を認め
荒谷選手の弱点を突いて
相手のペースに巻き込まれないようにとアドバイスを送る
前の試合で戦った宮川卓也からも
自分にとっても、相手にとっても
弱点を攻めることは
お互いの成長につながることだからとアドバイスをする
人は負けることで成長し
勝てば安心するが
勝てば勝つほど慢心が心を支配する
俳優も同じ
主役を何回かこなすうちに
慢心が押し寄せてくる
だからメールで息子に必ず伝えることがある
それは
「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」
「スタッフさん、裏方さん、共演のキャストさんに感謝を忘れないように」
パラ五輪でメダルを取った人たちに共通するものは
まさにそこにあると感じさせられ
いつも感動が押し寄せてくる
なんて謙虚で、前向きなんだろうと
私もそうありたいと思い70年生きてくる
でもなかなか難しいと感じている
せめて息子だけでもそんな人間なってもらいたくて
ここまでやってくる
どんなに演技が上手くなっても
その人間性の枠でしか演じられないことを
知ってもらいたくて
上手いと言うことと
リアルに役に生きることとは全く違うと言うことがわかるまで
もう少し時間と実感を下さい
毎回そこに向かってできることを全てやって
準備を怠らなくとも
人生でその輝ける瞬間はたった一回かもしれないけれど
そこに向かって努力を惜しみなく続ける事が、俳優の義務に違いないから
背中で演技できる俳優になれる日を夢に見て
俳優 塩野瑛久は今日も舞台に立っている(札幌公演二回目が始まる所)
その瞬間を目撃したくて東京から札幌まで
観劇に行かれた方を知っている
本当に頭が下がる思いです
私が観劇した舞台で、その次元を目にしたのは
直木賞作家の奥田さんが描いた原作
「純平考え直せ」
再演を希望しています
演技に迷える時代だからこそ
内面とシンクロして
涙と鼻水でグシャグシャになっても、
自分の内なる心をぶっつけるシーンには
激しく心を揺さぶられ、
その瞬間を目撃できたことは
一生忘れません!
あれが最初で最後かもしれないほどの演技
モニターを見ていた共演者のみなさんも
一緒に泣いていたと言う
再演してほしい
11月の紀伊国屋ホールが楽しみ!
あの時は19歳で初座長の重荷を背負い
緊張の連続で余裕はないように見えても
堂々とした演技に腰が抜けそうになったのを覚えています
今年はちょうど原作の純平と同じ21歳
ドンピシャではないでしょうか! 森岡監督よろしくお願いします
あの時は、ヒロインの女優さんが倒れ、森岡監督の娘さんが同じ事務所ということもあって
ピンチヒッターを務め大絶賛されたのです
森岡朋奈さん20歳 期待の新人です
2人の成長が早く見たいです!
シリアス性ばかりでなく、エンターテイメント性も備えた
森岡監督が原作から書き下ろした脚本はすばらしい出来です。
まだ決まった訳ではないですが、期待と希望を送りたいと思います。
決まれば、その勢いで映画化まで突っ走って欲しいと思います。
夕張映画祭で直接お聞きしたお話を
今でも忘れません