羽生選手の復活

グランプリファイナル

最終滑走者

滑り終わった瞬間
その時に見せる羽生選手のなんとも言えない顔
高揚感と官能ゾーンに入っている顔に
大仏さんの涅槃の表情に近いものを感じる(笑)

スタンディングオベーションが
鳴り止まない

観客の胸に染み込むような演技

東北大震災の後も
事故の後も
「死と隣り合わせにいると思った」

「怪我や事故がなかったら
こんなにしあわせを感じなかったかもしれない」

彼の姿を見て、私が経験した死を乗り越え
再びこの世に立てた時の喜び
それと同じものを感じる

繰り返す平凡な日常を
突然後ろから来る病に
打ちのめされ
絶望の底から這い上がってくる者のみが
体験する世界に違いない

後悔しない人生

後悔しない演技

そこには

俗世間の欲望や煩わしさからから解放され

すっきりと整理される生き方

ただただ生きる歓びに溢れる

この身体のみに

集約される

羽生選手が演技終了直前

転倒していても

滑り終えた後のなんとも言えない表情

私の心は激しく揺すられる

これこそ

死の淵から光を見いだした者だけが

味わえる世界なのかも

そこに気がついた人だけが到達できる世界

人は、幸せは自分で選び、そして作り出すことができるということに最後まで気付いていない

昔からの習慣に慣れてしまい

自分が一番楽な状態にとどまってしまう

変化に対する恐怖が、自分を現状でとても満足していると勘違いさせてしまう

恐怖を乗り越え、変化に対応しよう

心の奥底には自分が本当に求めている
幸せがあるのだから

改めて思う

何も失うものはない

生きるためだけに集約し
シンプルに生きていこう

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